金属アレルギーの方必見!保険適用でできる冠(被せもの)
金属アレルギーでアクセサリーなど金属でかゆくなったり、湿疹がでたりお困りではありませんか?いつも身に着けるものの材質など気にかけているけど「もしかしてこの銀歯ってどうなの?」とお悩みの方もいらっしゃいます。
歯科治療には保険適用されるものと保険適応外ものとがあります。当ページでは保険適応のものについてご説明していきます。
保険適応の冠(被せもの)の種類
CAD/CAM冠
最近は保険診療でも白いかぶせものができるとご存じの方も増えてきました。
保険の金属を使わない白いかぶせものをCAD/CAM冠と言います。
CAD/CAM冠とは、歯の模型をスキャンしたデータをコンピュータに入力し、ハイブリッドセラミックという材料の歯の色に似せたブロックを、機械によって歯の形に削り出したものです。
チタンの鋳造冠(被せもの)
今までは保険診療での金属の被せものといえば12%金銀パラジウム合金でアレルギーを引き起こす可能性があるものでしたが2020年6月からチタンの被せものも保険適応となりました。
チタンは腐食しにくく、金属アレルギーの原因となる金属イオンが溶け出す心配がほとんどありません。今まで金属アレルギーで金属の被せものを入れることができなかった方でも装着することができます。アレルギーを起こしにくい金属ではありますが、すべての方がアレルギーを起こさないわけではありません。金属アレルギーをお持ちの方やその疑いがある方は事前にかかりつけの皮膚科にてどの金属にアレルギー検査してもらうことをお勧めいたします。
まとめ
保険診療にはいろいろと条件がありますし、患者さまごとに噛み合わせの状態や歯並びなど異なりますのでまずは歯科医師にご相談を!
このページでは金属アレルギーの方で保険診療をお考えの方向きに書いていますが、保険外診療で白い歯でセラミックなど、金属でゴールドなどいろいろありますのでまたの機会にご紹介したいと思います。