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保険適用でできる歯科治療(被せもの/冠)ー金属アレルギーでお悩みの方へ

金属アレルギー

金属アレルギーの方必見!保険適用でできる冠(被せもの)

金属アレルギーでアクセサリーなど金属でかゆくなったり、湿疹がでたりお困りではありませんか?いつも身に着けるものの材質など気にかけているけど「もしかしてこの銀歯ってどうなの?」とお悩みの方もいらっしゃいます。

歯科治療には保険適用されるものと保険適応外ものとがあります。当ページでは保険適応のものについてご説明していきます。

保険適応の冠(被せもの)の種類

CAD/CAM冠

最近は保険診療でも白いかぶせものができるとご存じの方も増えてきました。
保険の金属を使わない白いかぶせものをCAD/CAM冠と言います。
CAD/CAM冠とは、歯の模型をスキャンしたデータをコンピュータに入力し、ハイブリッドセラミックという材料の歯の色に似せたブロックを、機械によって歯の形に削り出したものです。

CAD/CAM冠の特徴
  1. 目立ちにくいー従来の銀色の金属のかぶせものに比べれば、目立ちにくくなります。
  2. 時間が経つにつれて徐々に変色ー白いかぶせものではあるものの、保険外治療で行われるセラミッククラウンに比べると、単調な色で透明感は劣ります。
  3. 強度・耐久性ーレジン(歯科用プラスチック)が含まれているため、耐久性などはやや劣ります。歯ぎしりや食いしばりに弱く、咬む力でたわみやすいので、欠けたり破折して外れたりするリスクがあります。
  4. 歯の切削量が金属冠より多いーCAD/CAM冠は金属冠に比べると強度・耐久性が劣るため、咬む力に耐えられる強度を得るためには、金属冠よりも厚みが必要になります。セラミッククラウンや金属冠よりも歯を多めに削らなくてはなりません。

チタンの鋳造冠(被せもの)

今までは保険診療での金属の被せものといえば12%金銀パラジウム合金でアレルギーを引き起こす可能性があるものでしたが2020年6月からチタンの被せものも保険適応となりました。

チタン冠の特徴
  1. 目立つー見た目は従来の銀歯(パラジウム合金)と同じく目立ちます。
  2. からだにやさしいー人工骨やインプラントなど、幅広く使用されるチタン。生体親和性に優れ金属アレルギーを起こしにくいとされています。
  3. 天然歯に近いー歯科用金属の中でも軽く熱の伝わり方が天然歯に近いため、日常生活で違和感を感じることが少ない金属です。
  4. 軽くて丈夫ー歯科用金属の中でも丈夫でインプラントや、航空機やロケットにも使用されるほど丈夫な金属です。
チタンはなぜ体にいいの?

チタンは腐食しにくく、金属アレルギーの原因となる金属イオンが溶け出す心配がほとんどありません。今まで金属アレルギーで金属の被せものを入れることができなかった方でも装着することができます。アレルギーを起こしにくい金属ではありますが、すべての方がアレルギーを起こさないわけではありません。金属アレルギーをお持ちの方やその疑いがある方は事前にかかりつけの皮膚科にてどの金属にアレルギー検査してもらうことをお勧めいたします。

 

まとめ

保険診療にはいろいろと条件がありますし、患者さまごとに噛み合わせの状態や歯並びなど異なりますのでまずは歯科医師にご相談を!

このページでは金属アレルギーの方で保険診療をお考えの方向きに書いていますが、保険外診療で白い歯でセラミックなど、金属でゴールドなどいろいろありますのでまたの機会にご紹介したいと思います。

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